アグリ事業

環境 その他取組み

 KANSOテクノスは、2020年から大阪府河南町において9,000㎡の栽培施設を建設し、イチゴ(紅ほっぺ)を栽培しています。
 施設内の温度管理にヒートポンプを導入し、省エネに取り組むとともに、ICT技術を用いて、養分や水分、CO2供給などを複合的に制御・管理しています。



ハイブリッド方式でエネルギーを削減

ヒートポンプ(電力)とボイラー(燃料)を活用したハイブリッド方式を行っています。通常時は低コストのヒートポンプを優先して活用します。低温時にはヒートポンプのみでは室温維持が困難となる為、ボイラーと併用運転を実施しています。ハイブリットにすることで、CO2排出量も削減され、環境配慮してSDGsを意識したエコないちご栽培を実施しています。


IT機器で複合環境制御と遠隔監視を実現

温室内では、IT機器を活用して、温度や日射量等を自動計測し、その結果に応じて、灌水量や換気を自動調節する環境制御」を実施しています。また、ネット上でデータの蓄積・管理ができるため、温室環境の「みえる化」を実現し、生育状況の共有や遠隔での監視・操作を実施しています。



局所空調システムを用いてシーズンオフの
いちごを生産

「局所空調システム」とは、ヒートポンプから栽培ベットへ冷気を送り込むことで、冷涼な環境を作り出し、暑い季節でもいちごを収穫する事を目的として作られたシステムです。(特許第6800728号)このシステムの活用により、積算収量が1.2倍になることが試験によって確認できており、河南農場で実施しています。

生物農薬を利用した安心安全な生産

「生物農薬」とは、農薬としての目的で利用される生きた生物を指します。害虫の天敵を生物農薬として利用することで、化学合成農薬の使用を減らせるため子どもから大人まで安心して食べられる安全ないちご生産を心がけています。

   



主な実績

  • 河南農場におけるイチゴ栽培事業

Contacts

環境事業部

TEL:06-6263-7378

FAX:06-6263-7313

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