株式会社KANSOテクノス 受託業務における不適切な処理について 当社は、環境省から2023年度に受託していました「令和5年度海洋環境保全上適正な海底下CCS実施確保のための総合検討事業委託業務」(以下、本受託業務)の精算報告において、関西電力が設置している内部通報窓口の通報を契機に、不適切な処理があったことが判明しました。 当該内部通報を受け、社外弁護士による客観的かつ公正な調査の結果、本受託業務完了後の2024年3月、環境省に対して精算報告書を提出した際に以下のような不適切な対応を行っていたことが明らかとなりました。
①再委託費や人件費等の費目間で、事実とは異なる費用の付け替えが行われていた。
②契約金額と請求金額が合致するように調整し、本受託業務に実際に要した費用よりも、約1,860万円多く請求し、受領していた。
当社は、本事案を重く受け止めており、心からお詫び申し上げます。
本事案は現在も調査を継続中ですが、引き続き、外部弁護士による客観的な調査に全面的に協力します。また、環境省のご指導に真摯に対応するとともに、原因究明および再発防止に速やかに取り組み、二度とこのような事態が起こらないよう、全力を尽くしてまいります。
以 上
別紙:CCSモニタリング関連受託業務における不適切な処理について