私たちは独自の標準物質を作成し、その値を基準として長年に亘り分析値の精度管理を行ってきました。その技術をお客様に提供し、安定した精度で分析していただくために、各種標準物質等の精度管理用試料を製作・販売いたします。

私たちは独自の標準物質を作成し、その値を基準として長年に亘り分析値の精度管理を行ってきました。その技術をお客様に提供し、安定した精度で分析していただくために、各種標準物質等の精度管理用試料を製作・販売いたします。
海洋環境の基本測定項目の一つである栄養塩濃度は、非常に高い分析精度・正確さが要求されています(WOCEでは繰り返し精度で0.2%、正確さで1%)。 標準物質を試料と同時に対比測定することで、繰り返し精度・正確さの確認および観測データの品質向上が可能となります。
従来より、炭酸系物質の分析は測定機関の違いによる系統的な誤差を補正することを目的として、米国、カリフォルニア大学サンディエゴ校スクリップス海洋研究所製作の標準物質が炭酸系物質を測定する機関で使われてきました。 この標準物質は、濾過処理した外洋水に塩化水銀を添加したもので、微生物の影響がなく全炭酸濃度が変化せず値が保証されているため、高精度分析の精度管理に貢献し、世界的にデータを発信する際の保証となります。 当社では、スクリップス海洋研究所ディクソン教授の指導の下に同精度の全炭酸参照物質の製造、販売を行っています。