カットバ島の水環境改善に向けた協働体制づくり

カットバ島(ベトナム)の水環境改善に向けた協働体制づくり

カットバ島の水環境改善に向けた協働体制づくり

世界自然遺産に登録されたカットバ島の壮大な自然景観

ベトナム国北部のハロン湾に浮かぶカットバ島は、亜熱帯の常緑樹林、マングローブ林、湖、滝、鍾乳洞など豊かな自然に恵まれ、島の約半分が国立公園に指定されています。ハロン湾で最も大きいカットバ島は、2023年に、世界自然遺産「ハロン湾=カットバ群島」に拡大登録されました。

カットバ島の水環境改善に向けた協働体制づくり

カットバ島の環境保全と
経済発展の両立による「グリーン成長」の必要性

急激に観光産業が発展したカットバ島では、2003年以降、国内外からの観光客が急増し、ホテル、レストラン等からの排水や、水産養殖を営む陸上生活者居住区からの生活排水、飼料残渣等による水質汚濁、富栄養化が進行しました。

カットバ島の水環境改善に向けた協働体制づくり

環境保全活動の基盤整備と環境教育の取り組み

本業務では、カットバ島の環境悪化をうけて、環境保全と経済発展を両立させた「グリーン成長」を図るため、滋賀県の「琵琶湖モデル」(産官学民の多様な主体が協力して水環境の保全と経済発展の両立を目指した連携活動)を参考とし、滋賀県および㈱日吉、当社の3機関が連携し、カットバ島の水環境改善に取り組みました。
本事業において当社は、産官民連携による環境保全活動の基盤整備を行うとともに、「第1回カットバ島環境フォーラム」を開催しました。また、地域の小学校教員に向けた環境教育の支援を行い、小学校での環境教育プログラムを開発しました。

カットバ島の水環境改善に向けた協働体制づくり

産官学民の取り組みは第2フェーズへ

上記事業のフェーズ2として、当社と日本エヌ・ユー・エス㈱がベトナム国に設立した合弁会社JNK Environmental Research&Consultingと滋賀県、同県下企業が連携し、「琵琶湖モデルを活用したハロン湾・カットバ島沿岸水域の適切な保全に向けた支援」に取り組み、保全活動にインセンティブを与える廃プラスチックのアップサイクル(アクセサリーの商品化)など様々な活動を展開しました。

発注者 独立行政法人国際協力機構(JICA)
実施年度 2014年~2016年度、2019年~2023年度(継続中)
実施場所 ベトナム国ハイフォン市カットハイ群カットバ島