概要
本技術開発は、経済産業省の「二酸化炭素固定化・有効利用技術等対策事業」の一環であり、KANSOテクノスが補助事業者として平成14年度から平成18年度にかけて実施しました。
本技術開発の目的は、地球温暖化問題の解決に向けて二酸化炭素(以下、CO2)の大気中への放出を抑制するため、火力発電所等の大規模発生源から回収したCO2を石炭層(以下、炭層)に圧入して安定的に固定化(吸着)すると共に、炭層中でCO2と置換した未利用のメタンガスをクリーンエネルギーとして回収する技術を開発し、実用化・事業化に向けて構築した全体システムの経済性評価を実施しました。
成果報告
「二酸化炭素炭層固定化技術開発」成果発表会 予稿集(平成19年12月17日)
- 二酸化炭素炭層固定化技術開発の概要について
(株)KANSOテクノス CO2炭層固定化プロジェクト室 副室長 小牧 博信
- 二酸化炭素圧入予備実験について
(財)石炭エネルギーセンター 資源開発部
CO2炭層固定CBM・ECBMグループ長 藤岡 昌司
- 二酸化炭素圧入予備実験のモニタリングについて
(株)KANSOテクノス CO2炭層固定化プロジェクト室 マネジャー 藤田 眞仁
- 二酸化炭素炭層固定化技術の経済性検討について
(株)KANSOテクノス CO2炭層固定化プロジェクト室 マネジャー 松見 哲幸